2012年12月9日日曜日

オホーツク社会福祉セミナー「共に暮らすまちづくり~支え合いの実践報告~」開催報告 (2012/9/8開催)


平成2498()
遠軽町保健福祉総合センターげんき21にてオホーツク社会福祉セミナー「共に暮らすまちづくり~支え合いの実践報告~」をテーマに、旭川大学保健福祉学部教授である白戸一秀氏の基調講演とその後パネルディスカッションとして、地域での実践報告を開催地の遠軽町や遠軽町社会福祉協議会、津別町、北見市東部・端野地区地域包括支援センターの方々からいただきました。
 地域包括ケアのまちづくりについては、地域包括支援センターを中心としたネットワーク形成やコミュニティ形成機能に着目されており、①地域課題発見機能、②連絡調整機能、③地域づくり資源開発機能、④政策形成機能などの取り組みなどが今もとめられていることを、講師である白戸教授は一般住民の方にわかりやすく説明してくださいました。


また、それぞれの市町村で行われている素晴らしい実践報告はもちろん各々の課題についても、参加者全員が他人事としてではなく、身近なものとして感じられたと思います。
地域を大切にしたいと日頃から考えている民生委員さんはじめ、町民の方や医療・福祉の業種に携わっている関係者の皆さんにも、今回のセミナーは共に暮らすまちづくりのために、つながる・考える機会がもてた大変意義深いものでした。

2012年11月28日水曜日

被災地支援者による報告会・ 平成24 年度オホーツク地区支部全体会の報告(平成24 年4 月14 日開催)


平成24 年4 月14 日(土)、北見市総合福祉会館にて、「被災地支援者による報告会」及び「平成24 年度オホーツク地区支部全体会」を開催しました。

被災地支援者による報告会では、地区支部会員の小山穂積さんと西立夫さんに報告をいただきました。
現地では高齢者が生活している家庭を訪問し生活の状況を聞いて回ったとのことでしたが、まだまだ支援が必要な状況には変わりがないことを、お二方の話を伺った中で感じました。
今年度のボランティア登録は一旦終了とのことですが、今年度も継続して被災地支援が行われています。

被災地支援者による報告会の後、地区支部全体会を開催いたしました。昨年度から北海道社会福祉士会と地区支部の会計が連結決算となったことから、24 年度から次年度予算に関する全大会と決算に関する全体会を一回ずつ開催することとなりました。
今回は決算の承認を得るための全体会でしたが、規定されている会員数から承認を得ることができ、無事全大会を終えることが出来ました。

昨年度の反省を踏まえながら、今年度も様々な活動に力を入れていきたいと考えておりますので、今後ともご協力をよろしくお願いいたします。

第4回成年後見学習会(平成24年2月18日開催)


平成24 年2 月18 日(土)、北見市総合福祉会館にて第4 回成年後見制度学習会を行いました。
今回は野呂伸一法律事務所の弁護士である野呂伸一さんを講師としてお招きし、「遺産相続の全般的な基礎知識」と題した学習会を実施しました。

学習会は、相続の説明を民法に則ったレジュメを用いた講義形式で進められました。野呂さんが難しい相続についての基礎知識を、ジェノグラムや一般例を用いて非常にわかりやすく話して下さいました。
講義のなかでは、遺言や相続と成年後見制度との絡みも説明して下さり、現場でソーシャルワークを行うにあたってとても役に立つ知識を得られたものと思います。
会中、出席者より成年後見制度や遺言についての質問が出て、野呂さんより弁護士としての見解や支援を進める上での法解釈のポイント等を聞く事ができました。実際の現場でソーシャルワークの法解釈が支援に大きな影響を与え得る中、本会で法律の専門家とも言える弁護士の方に直接お話を伺うことができ、参加者にとって貴重な機会となったのではないでしょうか。
会の終わりに、野呂さんより「社会福祉士との連携していきたい」と心強いお言葉を頂くこ
とも出来、今後の社会福祉士会にとって頼もしいネットワークができたのではないかと思います。

(報告者:北見有愛会 阿部広明さん)

2012年11月25日日曜日

会員学習会「SSTを知ろう」開催報告(2012/1/21開催)



2012年1月21日、北見市総合福祉会館にて「SSTを知ろう」をテーマに、地区支部幹事の大谷綾子さんに講師をしていただき学習会を開催いたしました。
SSTは人が日生活を続けるための力量をつける訓練で、主に精神保健分野で活用されているものです。
学習会では、まず講話を行った後、地区支部役員によるロールプレイを参加者にみていただき、その後参加者でグループワークを行い、意見交換を行いました。
学習会をとおしての感想として「物事を掘り下げていく上で『SST』が違う相談支援分野でも活用できる技法だと感じた」「ロールプレイを行うことで、その状況を客観視でき、課題等が明らかになるといっ
た点ではとても気づきが得られた」などの意見が得られ、参加者にとって満足していただける学習会となりました。